雪国 秋田で生まれた たくさんつくれないもの

北東北 秋田の大曲にあります 和装はきもの・小物 加藤 がお送りします made in akita の通信販売サイト、 秋田. 加藤図鑑 【 akita. kato zukan 】 秋田の四季を紹介させてもらうに 一番長い冬からはじめましょう。 沿岸は風が強く、内陸は雪が多いため 吹雪で何もできない日があります。 何もできない日は何もしない、 それも秋田らしい過ごし方です。 鉛色の空が続く日が多い冬ですが、 時折現れる青空に嬉しさを感じます。 秋田に長く暮らしていても "まだかなぁ"と思う春の訪れ。 春になると皆さん自然に笑顔になり、 冬を振りかえる話もはずみます。 皆さんの想像よりもはるかに暑い夏。 しかし通る風が心地良く感じます。 風情あるお祭りもこの頃行われます。 地元の大曲では花火の競技大会があり 一年で一番賑やかな日になります。 そしてみのりの秋。 だし風という秋田独特の宝風が吹き、 米や果物を美味しくしてくれます。 各地で収穫祭が終わる頃から 冬支度がはじまります。 自然との距離が近く感じる秋田。 そして澄んだ空気、日照時間の短さ。 様々な条件が重なり、 秋田でしかつくれないものがあります。 秋田で百年、 はきもの業を営んできた加藤が 自身の目を通じて感動するものを 図鑑みたいに、 現物と相違ない色目とカタチの写真、 そして正確な解説文書で 紹介してまいります。 秋田. 加藤 図鑑 【 akita. kato zukan 】 ページを開いてみてください。

【 akita. kato zukan 】 季節のおすすめ

  • 女性用桜皮右近下駄
あひろ屋手ぬぐい綾杉柄)花緒仕様

    女性用桜皮右近下駄 あひろ屋手ぬぐい綾杉柄)花緒仕様

    25.300円

    手ぬぐいブランド「あひろ屋」さんの 注染手ぬぐい「綾杉(あやすぎ)」生地を 使った花緒を秋田の伝統工芸 桜皮細工を 張った下駄にすげました。

  • 女性用黒塗り刷目右近下駄
あひろ屋(斑雪柄)花緒仕様

    女性用黒塗り刷目右近下駄 あひろ屋(斑雪柄)花緒仕様

    23100

    手ぬぐいブランド「あひろ屋」さんの 注染手ぬぐい「しゃぼん玉」生地を 使った花緒を本漆塗りの桐下駄に すげました。

店舗の紹介

和装はきもの•小物 加藤

東北の秋田県、奥羽山脈のふもと大曲で はきもの専門店として1920年創業、 2020年で100年を迎えました。 大曲は方々を山で囲まれた盆地にあり 奥羽山脈から雄物川と合流、水運で栄え、 商いの盛んな地域になりました。 また大正時代に駅舎が建設され、 今の街並みの基盤になりました。 初代祖父は秋田で採れる桐の木を加工、 自身で下駄をつくっておりました。 戦後、二代目の父は高度成長期、 下駄に秋田角館の桜皮細工を張ったり 青森県の津軽塗りを施したりと 東北という地域を知ってもらい 流通させる工夫がありました。 現店主は三代目、 ぞうりや下駄の台と花緒を別々にして お客様の用途、ご意見などを参考に お仕立てをしております。 はきもの以外で取り扱う商品は できるだけつくる人の顔と場所、 その地域の風土が感じられるものを 選んでおります。 商品の背景にある人の温もりや つくられる地域の季節感なども 感じ取っていただくと嬉しいです。