2023/04/09 16:33
加藤オリジナルの下駄gappa、
はじめはカタチの部分を
少し詳しくお話ししてみます。
2021年から展開をはじめました、
秋田杉の下駄gappa。
gappa という名前の由来が、
この下駄のカタチの原点となります。
参考にしたのは、ポックリの下駄。
舞妓さんや花魁さんが履いたり、
踊りをされる方が舞台で履いたりします。
そのポックリの下駄を意識して丸くして、
高さを少し低くカットした感じ。
ポイントは意識して丸くした点と、
前後の高さがあまり変わらない点です。
既製品の白木の右近下駄と比較します。
足の先部分の幅、既製品は約82mm、
gappa は96mmとかなり幅広になります。
次は下駄の高さです。
既製品の高さ、
先の部分20mm、カカト部分43mm、
gappaは、
先の部分38mm、カカト部分45mm。
幅広で安定感があり、下駄の周りから
足がはみ出ることはありません。
高さ、前と後ろの高低差が少ないため、
前のめりにならず、疲れにくい。
数値で表現しましたが、
きっと現物を手に取っていただくと
ご納得してもらえると思います。